onwut

4176ココナラ決算まとめ

tonebizi

カテゴリー:

4176ココナラ決算まとめ

目次

会社概要


当社は、「一人ひとりが『自分のストーリー』を生きていく世の中をつくる」というビジョンのもと、EC型のサービスマーケットプレイスである「ココナラスキルマーケット」などのサービスを展開している。オフラインで日常的に行われているあらゆる取引をオンラインでより便利に置き換え、唯一無二のサービスECプラットフォームとなることを目指している。

当社がターゲットとする個人・起業間サービスの潜在市場規模は約18兆円と非常に大きい。しかし、オンラインで取引される比率は約1%と推定されており(情報通信総合研究所による推定値)、人生100年時代の到来や働き方改革でライフスタイルが大きく変化する中、この市場の社会的重要性は高まっている。


第2四半期連結累計期間では、「ココナラスキルマーケット」の多言語化対応・海外決済対応を通じて海外の購入ユーザー向けにサービス提供を開始したほか、「ココナラプロ」、「ココナラコンサル」、「ココナラアシスト」といった新規事業の立ち上げを行い、ココナラ経済圏の拡大を進めた。また、株式会社みずほ銀行の信用力及び広い顧客基盤と、当社の企画・開発・運営ノウハウを融合させ、2024年1月31日に合弁会社である株式会社みずほココナラを設立し、我が国の社会課題である企業の人材不足解消を推進している。

Vision
⼀⼈ひとりが「⾃分のストーリー」を⽣きていく世の中をつくる

Mission
個⼈の知識‧スキル‧経験を可視化し、必要とする全ての⼈に結びつけ、個⼈をエンパワーメントするプラットフォームを提供する



当四半期決算に関する定性的情報


第2四半期連結累計期間の流通高は7,617,422千円(前年同四半期比7.0%増)、売上高は2,778,177千円(前年同四半期比26.6%増)、営業利益は185,781千円(前年同四半期は148,630千円の営業損失)、経常利益は156,565千円(前年同四半期は192,463千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は139,370千円(前年同四半期は107,618千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となった。




① マーケットプレイス
「マーケットプレイス」では、今後のサービス拡大に向けて機能の拡充やマーケティング投資によるユーザー獲得強化を進めている。この結果、売上高は2,103,420千円(前年同四半期比8.0%増)、セグメント利益は224,189千円(前年同四半期は158,536千円のセグメント損失)となった。





② メディア
「メディア」では、ユーザーと弁護士のマッチング精度・量が順調で、有料登録弁護士数が拡大し、それを背景として弁護士からの広告収入が成長している。この結果、売上高は313,030千円(前年同四半期比26.6%増)、セグメント利益は71,712千円(前年同四半期比203.2%増)となった。



③ エージェント
「エージェント」では、2023年7月にポートエンジニアリング株式会社の株式を取得し、同社を完全子会社化している。また、2023年10月に新規事業の立ち上げを行い、ココナラ経済圏の拡大を進めた。この結果、売上高は361,726千円、セグメント損失は90,038千円となった。




今後の展望


経済全体の不確実性、特に地政学的な緊張の高まりや原材料価格の変動が持続する中、戦略的な投資と効率的な運営を通じて、安定した成長を実現することが期待される。さらに、当社は消費者の変化するニーズに対応するための製品開発にも注力していく。


市場環境が変わる中で、当社グループは中期的な視点で業績を持続させることができるよう、国内外の事業展開をさらに強化し、新興市場での販売促進や製品イノベーションに力を入れていく。


経済状況や市場動向により、次四半期の業績予測は一層の注意を要するが、当社はこれまで培ってきた技術力と市場での実績を活かし、業績の安定化と成長を図るための様々な施策を進めている。


スクリーンショット 2024-04-16 6.32.34.png 106 KB



参考

2024年8月期第2四半期決算短信
2024年8月期第2四半期決算説明会資料

コメント

コメントを投稿するにはログインが必要です。