7965象印マホービン
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経営成績に関する説明
当社グループは2022年11月21日より、暮らしの課題、社会の課題を解決しながら持続的に成長するソリューションブランドへ着実に移行するため、新たな中期3年計画「SHIFT」をスタートし、具体的施策の実行に向けて取り組んでいる。
当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年実績から1,015百万円増加し28,144百万円(前年同期比3.7%増)となった。
製品区分別では、調理家電製品が前年を上回ったほか、リビング製品や生活家電製品も順調に推移した。
連結全体の国内売上高は15,655百万円(前年同期比7.4%増)、海外売上高は12,488百万円(同0.5%減)となり、海外売上高構成比は44.4%となった。
海外では韓国は好調に推移したが、中国や北米の売上は前年から減少した。
利益については、国内で販売が好調に推移したことに加え、円安による輸入コストの上昇に対する価格転嫁も進めたことで売上高が増加したものの、販売費及び一般管理費の増加により、営業利益は3,525百万円(前年同期比0.0%増)となった。
経常利益は、持分法による投資利益の減少などにより3,951百万円(同2.1%減)となり、グループ内の各社の利益構成比が変動し税負担率が減少したことで、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,695百万円(同5.5%減)となった。

①調理家電製品
調理家電製品の売上高は、19,068百万円(前年同期比2.2%増)となった。
国内では、最上位機種である圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」が好調に推移したことにより、炊飯ジャーは前年実績を上回った。
電気ポットやオーブンレンジは市場の縮小傾向もあり前年から減少したが、電気調理器具では、ホットプレートやデイリーコンパクトプレートの販売が好調で、全体では前年実績を上回った。
海外では、炊飯ジャーは中国と東南アジアで好調に推移したが、電気ポットが主要地域で苦戦したため、全体では前年実績を下回った。
②リビング製品
リビング製品の売上高は、6,085百万円(前年同期比2.1%増)となった。
国内では、好評な"せん"と"パッキン"を一つにした「シームレスせん」を搭載したステンレスマグのラインアップ拡充により販売が好調に推移し、前年実績を上回った。
海外では、北米や東南アジアが好調に推移したものの、主力の中国でステンレス製品が苦戦したことにより、前年実績を下回った。
③生活家電製品
生活家電製品の売上高は、2,336百万円(前年同期比21.6%増)となった。
国内では、ふとん乾燥機の販売は低調でしたが、加湿器や食器乾燥器が好調に推移し、前年実績を上回った。
海外では、加湿器が韓国で引き続き好調に推移した。
④その他製品
その他製品の売上高は、654百万円(前年同期比11.2%増)となった。
参考
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