4443Sansan決算まとめ
目次
経営成績に関する説明
当社グループは、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションの下、「ビジネスインフラになる」というビジョンを掲げ、
クラウドソフトウエアにテクノロジーと人力によってアナログ情報をデジタル化する仕組みを組み合わせた手法を軸に、
人や企業との出会いをビジネスチャンスにつなげる、働き方を変えるDXサービスを提供する。
具体的には、企業の営業活動や請求書業務、契約書業務等に対して、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するサービスを展開しており、
DXへの意識改革や働き方の変化、SaaSビジネスへの関心の高まり等によって、DX市場は2030年度に6兆5,195億円(2022年度見込比3兆7,918億円増)、
国内SaaS市場は2027年度に2兆990億円(2023年度見込比6,862億円増)の規模に達すると予想されている。
当社が提供する営業DXサービス「Sansan」は、法人向け名刺管理サービス市場において82.4%のシェアを占めており、
同市場は当社サービスの成長等につれて、2013年から2022年にかけて約16倍に拡大している。
また、当社が提供するインボイス管理サービス「Bill One」は、クラウド請求書受領サービス市場においてNo.1の売上高シェアを獲得しており、2022年度の同市場は、前年同期と比べて156.8%拡大している。
当第3四半期においては、好調な受注状況を背景に、さらなる売上高成長の実現に向け、「Sansan」及び「Bill One」の営業体制の強化やサービスの機能拡充等に取り組んだ。
また、Eight事業においては、収益化に取り組んだ。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は前年同期比33.3%増、売上総利益は前年同期比31.1%増、売上総利益率は85.2%(前年同期比1.4ポイント減)となり、好調な実績となった。
売上高が伸長したことに加え、主には売上高広告宣伝費率が低下したこと等により、調整後営業利益は前年同期比46.5%増、経常利益は前年同期比35.2%増となった。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期には関係会社株式売却益を計上していたこと等により、前年同期比26.9%減となった。
クラウドソフトウエアにテクノロジーと人力によってアナログ情報をデジタル化する仕組みを組み合わせた手法を軸に、
人や企業との出会いをビジネスチャンスにつなげる、働き方を変えるDXサービスを提供する。
具体的には、企業の営業活動や請求書業務、契約書業務等に対して、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するサービスを展開しており、
DXへの意識改革や働き方の変化、SaaSビジネスへの関心の高まり等によって、DX市場は2030年度に6兆5,195億円(2022年度見込比3兆7,918億円増)、
国内SaaS市場は2027年度に2兆990億円(2023年度見込比6,862億円増)の規模に達すると予想されている。
当社が提供する営業DXサービス「Sansan」は、法人向け名刺管理サービス市場において82.4%のシェアを占めており、
同市場は当社サービスの成長等につれて、2013年から2022年にかけて約16倍に拡大している。
また、当社が提供するインボイス管理サービス「Bill One」は、クラウド請求書受領サービス市場においてNo.1の売上高シェアを獲得しており、2022年度の同市場は、前年同期と比べて156.8%拡大している。
当第3四半期においては、好調な受注状況を背景に、さらなる売上高成長の実現に向け、「Sansan」及び「Bill One」の営業体制の強化やサービスの機能拡充等に取り組んだ。
また、Eight事業においては、収益化に取り組んだ。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は前年同期比33.3%増、売上総利益は前年同期比31.1%増、売上総利益率は85.2%(前年同期比1.4ポイント減)となり、好調な実績となった。
売上高が伸長したことに加え、主には売上高広告宣伝費率が低下したこと等により、調整後営業利益は前年同期比46.5%増、経常利益は前年同期比35.2%増となった。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期には関係会社株式売却益を計上していたこと等により、前年同期比26.9%減となった。


①Sansan/Bill One事業
Sansan/Bill One事業の売上高は前年同期比33.5%増、調整後営業利益は前年同期比21.0%増となった。
a. 「Sansan」
人員採用による営業体制の強化に取り組んだほか、市場環境やサービスの強化状況等を踏まえ、価格体系の最適化や料金設定の見直しを行った結果、
「Sansan」の契約件数は前年同期末比7.1%増となり、契約当たり月次ストック売上高は前年同期比7.2%増となった。
また、直近12か月平均月次解約率は0.44%(前年同期比0.02ポイント減)となり、1%未満の低水準を維持した。
この結果、「Sansan」売上高は前年同期比15.2%増、うち、固定収入であるストック売上高は前年同期比15.0%増、その他売上高は前年同期比18.9%増となった。
「Sansan」の契約件数は前年同期末比7.1%増となり、契約当たり月次ストック売上高は前年同期比7.2%増となった。
また、直近12か月平均月次解約率は0.44%(前年同期比0.02ポイント減)となり、1%未満の低水準を維持した。
この結果、「Sansan」売上高は前年同期比15.2%増、うち、固定収入であるストック売上高は前年同期比15.0%増、その他売上高は前年同期比18.9%増となった。

b. 「Bill One」
人材採用を中心とした営業体制の強化に取り組んだほか、市場環境やサービスの強化状況等を踏まえ、価格体系と料金設定の適正化を行った結果、中堅・大企業をはじめとした新規契約の獲得が順調に進み、
有料契約件数は前年同期末比100.5%増、有料契約当たり月次ストック売上高は前年同期比23.9%増となった。
また、直近12か月平均月次解約率は0.33%(前年同期比0.26ポイント減)となり、1%未満の低水準を維持した。
この結果、「Bill One」売上高は前年同期比176.6%増、2024年2月におけるMRRは前年同期比149.0%増、ARRは6,844百万円となった。
なお、当第3四半期までの好調な実績を背景に、2024年5月におけるARRは75億円以上を目指している。
有料契約件数は前年同期末比100.5%増、有料契約当たり月次ストック売上高は前年同期比23.9%増となった。
また、直近12か月平均月次解約率は0.33%(前年同期比0.26ポイント減)となり、1%未満の低水準を維持した。
この結果、「Bill One」売上高は前年同期比176.6%増、2024年2月におけるMRRは前年同期比149.0%増、ARRは6,844百万円となった。
なお、当第3四半期までの好調な実績を背景に、2024年5月におけるARRは75億円以上を目指している。

c. その他
既存サービスで培った強みや知見、ノウハウ等を活かして、契約DXサービス「Contract One」の立ち上げに注力。
また、2023年3月に連結子会社化したクリエイティブサーベイ株式会社の業績が前第4四半期連結会計期間より寄与。
この結果、その他売上高は前年同期比356.9%増となった。
また、2023年3月に連結子会社化したクリエイティブサーベイ株式会社の業績が前第4四半期連結会計期間より寄与。
この結果、その他売上高は前年同期比356.9%増となった。
②Eight事業
当事業セグメントには、名刺アプリ「Eight」やイベント書き起こしサービス「logmi」シリーズが属している。
Eight事業の売上高は前年同期比23.3%増、調整後営業損失は前年同期と比較して198百万円縮小した。
Eight事業の売上高は前年同期比23.3%増、調整後営業損失は前年同期と比較して198百万円縮小した。
a. BtoCサービス
デジタル名刺交換等の機能拡充を行った結果、「Eight」ユーザー数は前年同期末比27万人増の352万人となり、BtoCサービス売上高は前年同期比13.2%増となった。
b. BtoBサービス
各サービスのマネタイズ強化に取り組んだ結果、BtoBサービス売上高は前年同期比24.8%増となった。また、「Eight Team」契約件数は前年同期末比29.4%増となった。

参考
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