4689LINEヤフー株式会社第29期第3四半期決算まとめ
経営状況
当第3四半期連結累計期間の売上収益は、2022年10月のPayPay(株)連結子会社化に加えて、
PayPay(株)とPayPayカード(株)を含むPayPay連結の成長に伴う戦略事業の増収等により、
過去最高となる1兆3,468億円(前年同期比8.7%増)となった。
当第3四半期連結累計期間の調整後EBITDAは、事業の選択と集中の推進およびPayPay連結の成長により戦略事業の収益性が改善したことや、
コスト最適化等が奏功し、過去最高となる3,131億円(前年同期比20.1%増)となった。
PayPay(株)とPayPayカード(株)を含むPayPay連結の成長に伴う戦略事業の増収等により、
過去最高となる1兆3,468億円(前年同期比8.7%増)となった。
当第3四半期連結累計期間の調整後EBITDAは、事業の選択と集中の推進およびPayPay連結の成長により戦略事業の収益性が改善したことや、
コスト最適化等が奏功し、過去最高となる3,131億円(前年同期比20.1%増)となった。
トピックス
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広告クリエイティブや配信でAIを活用する新サービスを2024年4月に提供開始。
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セグメント毎の経営成績
(1) メディア事業
当第3四半期連結累計期間におけるメディア事業は、アカウント広告および検索広告の増収ならびに
2022年9月のLINE MUSIC(株)連結子会社化の影響により、売上収益は5,268億円(前年同期比2.6%増)となった。
また、調整後EBITDAは1,973億円(前年同期比10.4%増)となった。
なお、メディア事業の売上収益が全売上収益に占める割合は39.1%となった。
・アカウント広告:「LINE公式アカウント」において2023年6月に料金プランを改定したことも奏功し、
有償アカウント数が増加しており、売上収益は前年同期比で21.2%増加した。
・検索広告:パートナーサイト面では減収となったものの、LINEヤフー面の増収により、売上収益は前年同期比1.9%増となった。
・ディスプレイ広告:改善傾向にあるものの、前年同期比で減収となった。

(2) コマース事業
コマース事業の売上収益は、アスクルグループおよびZOZOグループにおける増収により、前年同期比で増加。
eコマース取扱高は、コスト最適化等の影響により、3兆1,319億円(前年同期比0.1%減)となり、
うち国内物販系取扱高は、2兆2,703億円(前年同期比0.2%減)となった。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間におけるコマース事業の売上収益は、6,115億円(前年同期比1.7%増)となった。
また、調整後EBITDAは、1,022億円(前年同期比17.5%増)となった。
なお、コマース事業の売上収益が全売上収益に占める割合は45.4%となった。

(3) 戦略事業
戦略事業の売上収益は、2022年10月のPayPay(株)連結子会社化の影響やPayPay連結の成長により、前年同期比で増加。
PayPay連結取扱高は、9.2兆円(前年同期比23.3%増となり、順調に拡大。
また、PayPay銀行(株)の貸出金残高は6,761億円(前年同期比32.1%増)となった。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における戦略事業の売上収益は、2,116億円(前年同期比64.7%増)となった。
また、事業の選択と集中を推進したことやPayPay連結の成長により、戦略事業の調整後EBITDAは78億円となり黒字化した。
なお、戦略事業の売上収益が全売上収益に占める割合は15.7%となった。

参照
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